「―大空を越えていけー越境図鑑」 大空高校生インタビュー
大空高校生徒たちの素晴らしい探究活動の成果を、多くの方たちに知ってもらいたい。
「越境図鑑リアルボイス編」として高校生にインビューをしました。
(インタビューの一部を抜粋しています)

「ドバイで目にした多様性と未来への一歩」 オギシマさん/1年次/ドバイ

Q今回、探究したことはなんですか?

A、私はドバイという国に行きました。ドバイは多文化多国籍の国でありながら、未来都市的な部分もあって、そういうところに惹かれてドバイに行きました。

Qドバイに興味をもったのはなぜですか

A、ドバイが2030年までに、警官の約25%をロボット化したり、約25%の建物を3Dプリンターで作っていたり、未来都市的な部分と、人口の約9割りが外国籍の方で、多国籍多文化なところに興味を持ちました。

Qドバイに行って、何を知りたい、何を調べようと思ったのですか?

A、留学する上で一番目標にしていたのが、色々な人と交流することです。
交流は、やはり現地に行かないとできないことだと思ったので、現地の人たちと直接対面で交流がしたくて行きました。
この大空高校も道外生が多く集まっていて、いろいろな地域から人が集まっていて楽しそうだと思って入学を決めたこともあり、ドバイに行っても多国籍の人たちと交流することで、自分の知らないことを知りたいと思いました。
自分の知らないこと、関わったことのないことは、怖いと思いがちなんですが、実際に行ってみたらどうなのかという所を知りたいと思いました。

Q行く前に知りたいと思っていたことは、現地に行ってみてどうでしたか?

A、現地に行ってみて、日本が好きな方達や、日本文化を学ぶ現地の方達と交流することができました。
実際に話してみた時、英語力が心配で、現地の方たちと話すことができるか不安だったのですが、身振り手振りで伝えようと頑張りました。
交流した現地の方達も日本文化が好きで学んでいる方達だったので、共通の話題で話すことで、言葉の壁を感じなくなりました。

Q帰ってきてしたことはなんですか?

A、自分の探究内容をまとめる事と同時に、この越境探究をまとめた越境図鑑の作成にも携わりました。
自分の記事を書いて、図鑑のデザインにも携わって、テンプレートを使わず、1からデザインをしました。
それぞれの探究記事に合わせて、アレンジしたデザインを作ることができたことが良かったと思います。
越境エージェント内の新聞部員にもなることができて、同じ国に行った同年代の仲間と一緒に、共有した体験を、新聞でもまとめることができました。
行って終わりじゃなく、新聞や図鑑にまとめて発表するところまで携わることができて良かったと思います。

Qドバイに行ったことで身についたことはありますか?

A、宗教施設を訪問した際に出会った、ムサビさんから「人は知らないから怖い、知れば怖くない」という言葉を聞きました。
私自身、行く前は現地の人達は怖いかなと心配していたのですが、関わってみたら、全然、怖くないし、やさしい人がいっぱいいたので、共通の話題で盛り上がって、日本のゲームを一緒にすることもできました。
交流していく中で、ムサビさん言葉をその通りだと実感して、帰国した後も、その言葉を思い出して、「見た目で判断しない、一回、考えてみて、関わってみたら意外と平気なんじゃないの」と自分に問いかけて、先入観を無くして、普通に関わるように心がけています。

Qドバイでの経験を今後どのように活かそうと考えていますか?

A、自分の視野を広げるために越境したという面もあって、初めての海外で不安だったけれど、視野が広がったなと思っていて、なので、今は、さらに別の国にも行ってみたいと思い始めています。
視野が広がっていくと、将来の選択肢も広がっていくと思うし、ドバイに行っただけで、自分は少し変わることができたと感じるので、他の国や地域に行けば、もって変われるところがあるのではないかと思っています。
積極的に色々なところに行って、今後、自分が成長していけたらと思います。

Qまた、越境できるとしたらどこに行きたいですか?

A、マレーシアに行きたいです。マレーシアも他民族国家で興味があります。
デザインにも興味があって、デザインを学ぶために行ってみたいです。
日本語教育にも興味があって、沢山の民族・言語があると言うことで、言語の壁をデザインで越えられないか探究したいと思っています。

Qドバイに行って一番印象に残っていることは何ですか?

A、日本と違っていて印象的だったのが、「押し売り」です。  
日本では押し売りストリートもないし、押し売りされたこともないので、すごく印象的でした。
旧市街のスークで、観光土産を売っているような通りがあって、現地の人達が片言の日本語で近づいてきて、押し売りしてくるのが新鮮でした。
事前に押し売りの記事を読んで知っていたのですが、記事だけ読んだより、実際に体験した時の衝撃が新鮮でした。

Q面白かったこと、楽しかったことはなんですか?

A、現地の方と友達になって、SNSでつながることができたことで、リアルタイムで現地のことを知ることができるようになったことです。

Q越境前と後で自分の中で変化したことはありますか?

A、行く前は不安でいっぱいだったけれど、行ってみたら不安が無くなって楽しむことができたことです。

Qこれから越境しようとする後輩にどんな言葉をかけますか?

A、越境する前は、わくわくする気持ちから、だんだん不安でいっぱいになると思うけど、行ってみたら、不安に思っていたことが全部吹き飛ぶぐらい楽しめて、学ぶことも沢山あると思うので、「一歩ふみだしてみるといいよ」と言いたいです。

Q越境のことに関して、伝えたいことはありますか?

A、中学生のころから、母から留学してみたらと言われていて、なんとなく行けたら行くかくらいの感覚だったのが、初めて自分からドバイに行きたいと思って行くことができて、沢山のことを学ぶ事ができたので、「人から言われて行くよりも、自分で行きたいと思える場所に行ったらいいよ」と伝えたいです。

Q大空高校を選んだきっかけはなんですか?

A、中学3年生の時に地域みらい留学を知りました。  
その前は、漠然と都内の公立高校に進学しようと思っていた時、一枚のパンフレットを見て、面白そうだと感じて、母に相談すると、母も同じことを思っていて、そこから母が志望校のいろいろな面を調べて
比較した表を作ってくれました。
二校に絞って、両方のオープンスクールにも行って、どちらも選び難くて、最終的な決め手は、寮が新しかったことと、雪が降る地域にあることで大空高校に決めました。

Q大空町があなたのことを応援していると感じることはありますか?

A、留学の支援をしてくださっていることろで応援してくれていると感じます。

Q大空町の良いところと残念なところを教えてください

A、良いところは、徒歩圏内にスーパーやコンビニ、生活に必要なものがそろっているのに、雪が降って、自然がいっぱいなところです。
残念な所は、大空町に住んでいる方との交流が少ないところです。
越境探究発表会に来てくださった町民の方がすくなかったことが残念です。
もっと大空高校生と町の人達が連携して、いろいろな事ができたらいいなと思っています。

Q大空町で10億円使って下さいと言われたら?

A、交流する場を作りたい。幅広い年代の方が来られるような場所があったらいいなと思います。

Q10年後の自分に聞きたい事、かけたい言葉はありますか?

A、自分が希望した、やりたいと思った仕事をしているかい?と聞いてみたいです。

Q座右の銘は、いつも心の中にある言葉はありますか

A、大事にしている考え方があって、ポジティブ思考を心がけています。 
自分だけじゃなく周りの人も笑顔にできると思うので、ポジティブ思考を大切にしています。 

Q最後に、このインビューを見た人に伝えたいことはありますか?

A、何事もやる前は、不安だったり怖かったりすると思うんですけど、実際に飛び込んでみたら、「自分意外といけるんじゃない?」とか思えるようになったので、いろいろなことを経験するには、自分から動かなきゃ何事もできないから、一歩前に踏み出して経験してみることが大切だよと伝えたいです。

ありがとうございました。

 

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