青山学院大学の学生達と初コラボしました!!

令和6年7月30日(火) 大空町道の駅 メルヘンの丘 にて
実験的なイベントが行われました。
『青空アートプロジェクト』と名付けられた、大空町と青山学院大学の学生達との初コラボレーション。
”農業とアート”を組み合わせたとても新しい試みです。

『青空アートプロジェクト』とは?
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大空町には、網走監獄の受刑者が開拓した農地「すみよしふれあい農園」という農園があります。
普段一般人が入れない農地で、現在4人の職員で管理され野菜や果物が育てられています。
お試し暮らしをしている方は特別に(時期にもよりますが)ハスカップやブルーベリーなどの
果実を収穫する農業体験に参加することもできます。

「この農園を、アートと結びつけることはできないか?」

青山学院大学の学生達による、新しい発想から生まれたプロジェクト。
それが『青空アートプロジェクト』です!

今回は「すみよしふれあい農園」を視察に来た学生達が、「せっかく大空町に行くのだから何かやろう!」
と計画したイベントです。
ハスカップの汁を使いオリジナルの手形アートを作るワークショップに
まちづくり推進室の職員がお邪魔しました。

○ハスカップ豆知識
ハスカップはスイカズラ科の植物で、主に北海道に自生する低木の果実です。
酸味が強くブルーベリーのような青紫色の果実をつけ、ビタミンや鉄分など
美容効果が高い栄養を多く含むためスーパーフルーツとも呼ばれています。
皮が薄く傷みやすいため、加工品として流通し生食は少ないそうです。

当日は風が強く、平日なので道の駅の人はまばらでした。
まずは学生達と先生方とご挨拶。
学生達は元気がよくフレッシュな笑顔。先生方も明るくフレンドリーだったので
少し緊張していたのをすぐに忘れてしまいました!

道の駅の前にテントが用意され、ハスカップの汁や絵の具、色紙などカラフルに並べられていました。

『手形アート』
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早速私も手形アートを体験!
絵の具も用意されていましたが、今回はハスカップ汁を選びました。
1人の学生が刷毛で手にハスカップ汁を塗ってくれ、軽くティッシュペーパーで拭き取ってから
色紙にポン!と手形おすと、
「手形を取るなんて子供の時以来だな~!」とワクワクしました。
ハスカップの汁は果汁100%なので、もし甘酸っぱい香りにつられて子供がなめてしまっても
安心です。

はんこやシール、カラーペンなども用意されていたので、オリジナルにデコレーションすることができました。
学生手作りの「青空アート」と「青山学院大学校章」のはんこがとても上手で、私も色紙に押させて貰いました。
会場は小さいお子様とご家族から、お友達同士で遊びに来られていた主婦の方まで
いろいろな年代の方が楽しまれていました。

今回は実験的なイベントの為、事前告知をしておらず
テントも道の駅の入り口からは少し離れているため参加者が来ない時間も…。
そんな時は学生達が積極的に道の駅利用者に声をかけに行っていて、とても頼もしかったです!
引率の先生は「実は、このイベントを学生がやろうと言ったとき、僕は反対したんですよ。
失敗すると思ったけど、なぜか僕の反対した事のほうが成功するんですよね~。」
と笑って教えてくださいました。

短い時間でしたが、学生達の前向きな姿と
会場の皆さんの笑顔で楽しい時間を過ごすことができました。

『青空アートプロジェクト』はもともと『大空プロジェクト』と言って、
大空町の資源を用いた町の活性化を目指しています。
現在3年生の学生達が中心に進めており、2年後の卒論に結果を発表するとのことでした。

大空町の大地に青山学院大学の学生達が撒いてくれた種。
これからどんな風に成長して、何を見せてくれるのか…?

まだまだ始まったばかりのこのプロジェクトから、これからどんな物語が生まれるのかとっても楽しみです。
今回の青空アートで木のイラストに手形を押しましたが、
1年後や2年後、「この木がさらに大きくなると良いなー!」と
思いました。

今後は、この『大空プロジェクト』で企画されたイベントなどを
どんどん告知していきます。皆さんもこのプロジェクトの発展を
お楽しみに、そして応援していただけたら嬉しいです。

ーーー最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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