大空高校オープンキャンパス参加者限定!お試し暮らしとまち巡り体験ツアー
10月31日(金)~11月3日(月)、大空高校オープンキャンパスへ参加される方限定で、お試し暮らしにまち巡り体験ツアーがついた、特別なイベントを開催しました!
名古屋、千葉、道内の東神楽町から計7名、3組のご家族が参加された今回のイベントの様子を、役場職員がお届けします。
31日は施設の利用方法や、ツアーの内容などを説明し、それぞれお試し暮らし住宅へご案内。
次の日からのツアーに備えてゆっくり過ごしていただきました。
この日はハロウィン。道の駅に沢山のかぼちゃが並び、皆さんをお出迎えしました。
オープンキャンパスの日は大雨
オープンキャンパス当日は朝から大雨。
あいにくの天気で、車内では大空町自慢の北海道らしい景色を楽しんでいただけずとても残念…。でしたが、参加者の皆さんから大空高校志望の理由や、休日の過ごし方など、お話をいろいろ伺うことが出来ました。
20分ほどで無事に大空高校に到着。
オープンキャンパスでは、探求発表や座談会、マルシェなど色々なブースがあり、受付をしてそれぞれ興味のある所へ向かいました。
Yさんは海外留学に興味があるそうで、留学をした生徒さんの越境発表を聞きに行かれました。
見学の途中、探求の為に高校生が作った特製ピザの試食や、お茶の試飲が出来るコーナーがありました。
座談会では、Yさんが留学の事などを生徒さんに積極的に質問をしていました。

大空高校生が生活する寮の見学では、寮生が案内をしてくれました。
清潔で明るい寮は、生活しやすそうな空間だと感じました。
シェアルームやキッチン、お風呂場、洗濯室、会議室等の案内と説明、部屋替えが年に4回ある事や、共有スペースにある塾の事、入浴が予約制な事等を説明してくれました。
また参加者からの「塾はどの位の人が利用していますか?」「キッチンの使い方は?」などの質問に答えてくれていました。
学校説明会と講演会では、教頭先生から大空高校が入学希望者に求める人物像「飛行機人(ひこうきびと)」について説明がありました。
〇飛行機人とは?
グライダーのように風を頼って飛ぶのではなく、自身のエンジンによって推進力を得る人間。
学校内だけでなく地域での活動を通じて、主体的・共同性・社会性・探求力を身に着け、自分らしい生き方を一生懸命見つけようとする生徒。
また校長先生からは「人は皆変わっています。大空高校では、みんな変わっている事が分かっているから、何を言っても否定されない。だから自分の事を安心して話せる。そんな学校です。」とのお話があり、皆さんとても熱心に先生方のお話を聞かれていました。

オープンキャンパス後も大雨は続き、安全の為、予定していた東藻琴まちめぐり、女満別飲食店での懇親会、星空観察は中止にしました。
後日、回る予定だった所の地図をお渡しすることを約束しました。
帰りの車内では、畑に石のように積まれている野菜は砂糖の原料となるビート(甜菜)だという事、大空町ではこの時期に収穫出来る主要な農作物である事、甜菜糖はスーパーで身近に売られている事を説明すると「なんで石が積んであるんだろう?と思ってすごく不思議だったので、教えて貰えて良かったです。」と言っていただけました。
スーパーで夕食等の買い物を済ませ、無事に皆さんをお試し暮らし住宅に送迎し、この日は終了しました。
女満別エリアまち巡り~昼食~モルック交流会
3日目は、10時30分から、女満別エリアのまち巡りスタートです。
前日の風と雨は少し収まりましたが、不安定な空模様。道路沿いの街路樹が折れていたり、植木鉢が転がっていたり、前日の天候の悪さを物語っていました。
お天気の様子をみながら、主要施設や大空町を感じさせてくれる人気のフォトスポット、紅葉の綺麗なスポット等を説明しながらご案内しました。
少し雨が降っていましたが、皆さん気にならない様子で元気いっぱい!
旧大空高校女満別キャンパスでは、エゾリスを探したり、畑では白鳥やタンチョウの姿を見て「凄いですねー!」と、車内から写真を撮っていました。
大空町では毎年、この時期に白鳥等の渡り鳥が沢山来る事や、デントコーンの畑に集まる事が多いと説明しました。
メルヘンの丘で記念撮影をし、女満別駅では、ポケモンマンホールのふたを探したり、「駐輪場も可愛いですね!」と駅や周辺の写真を沢山撮られていました。
Fさんは普段から、お出かけされるとよく写真を撮られるそうで、立ったりしゃがんだり、色んな角度から写真を撮られてとても楽しそうでした。
デジカメで撮った写真を見せていただくと、とても素敵で「この景色がこんな風に見えるんだ!」と驚きました。
その後も朝日ヶ丘公園など広々とした景色を見て回り、お腹がペコペコ。
ちょうどお昼時になり、ランチ会場のCafé「晴耕雨読」へ向かいました。

ランチでは、大空高校で事務のお仕事をされている村口さんに来ていただき、ランチを楽しみながら、オープンキャンパスで聞けなかったことの質問タイム。
寮生の休日の過ごし方や、先生達の話、留学について等、自然に話が広がっていました。
また、参加者同士「受験の時、ホテルをどうするか?」など情報交換をされていました。
Caféの駐車場では「紅葉が大きくて落ち葉がきれい!」とYさん達の声があがり、北海道と本州では、落ち葉の大きさに違いがあることを知って驚きました。
住んでいると素通りしてしまっていた景色を、皆さんに喜んでいただけて「大空町は、身近に素敵なところが沢山あるんだな。」と嬉しく、新鮮な気持ちになりました。
隠れ家Café 晴耕雨読
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美味しいランチを楽しんだ後は、モルック交流会の会場、道の駅の隣の多目的広場へ。
多目的広場は、人工芝が敷いてあり、外靴で利用できます。
貸し切りだった為、とても広々していました。
村口さんは、大空町モルック協会に所属しており、モルックの楽しみ方をじっくりと教えて頂きました。
〇モルックとは?
モルックはフィンランド発祥の、簡単だけど戦略性のあるアウトドアスポーツです。
木製の番号付きのピン(スキットル)に棒(モルック)を下手投げで当てて点数を競います。
チームごとに交互に投げ、倒れたスキットル数や倒した番号で得点します。
最初のゲームは家族対抗戦。Yさんのチームが2人なので、職員が順番で参加しました。
私の投げる順番が数回ありましたが、なんと続けて2回、スキットルにモルックが届かず…!
村口さんに「手で投げているので、体を使って投げたらいいですよ。」と教えていただき、それからは遠くまで届くようになりました。
白熱した試合が続き、ゲームが一旦終了した所で、私は「皆さん疲れているかな…?」と思いながらも”あるもの”をお出ししました。
”あるもの”とは今年の秋、大空町で初の『ティラノサウルスレース』を開催した時に使用したティラノスーツ!
「これを着てモルックをやってみますか?」と聞くと、参加者全員が着てくれることに。
皆さんモルックとティラノスーツを着るのは初めての体験との事。とても喜んでいただけました。
カラフルで大きなティラノサウルスが並ぶととっても可愛い!
お互い写真を撮り合ったり、とても和気あいあいとした雰囲気で、モルックを時間いっぱいまで楽しまれていました。
ゲーム終了後は「大空町に定住をサポートする会」会員の河西(かさい)さんからご提供いただいた「大空町のミックスベリージャム」と「そらっきー缶バッジ」、希望者にお弁当をお渡しして解散しました。
ツアーはこれで終了の為、FさんとYさんは、お互いに「また大空町で会いましょう。」と声を掛け合っていました。

最終日
朝、お試し暮らし住宅に伺うと、YさんとFさんは外から帰ってきた様子。
「リスを見に行ってました!」と。
この日は滞在期間の4日間で初めての晴れ。
Fさんは「夏のオープンキャンパスに来た時も雨だったんですよ。初めて大空町で青空が見られました。」と笑顔でお話ししてくれました。
最後はそれぞれお試し暮らし住宅前で記念撮影をして、お見送りをしました。
ツアー後「大空町で子供がとても楽しそうにしていて嬉しかったです。頑張って大空高校に入学してほしいです。」「大空町では、色々な事にチャレンジが出来そうという期待が膨らみました。」と嬉しい感想をいただきました。
皆さん、ツアーにご参加いただきありがとうございました!
また、大空町でお会いできるのを楽しみにしています。
北海道大空町への移住相談は、大空町役場「まちづくり推進室」にて随時承っております。
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