ヒグマってよく見るの?

北海道では、ヒグマが町中に現れ畑や住宅街を荒らすなど、ニュースで聞いたことがあるかもしれません。
ですが、そのようなことは滅多にありません!

登山や魚釣りなどで森の中を歩いていて、熊と遭遇するというのは聞いたことがありますが、そう多くはありません。
それよりも、キタキツネやエゾシカ、エゾタヌキ、エゾリスなどに出会う方が多いです。
どの動物も、北海道でしか見られない珍しい種類です。

大きな特徴としては、本州で見られるものより少し体が大きいことです。
その理由は、冬の寒さに耐えるため冬毛が多くモフモフしているからなのです。

道端で出会ったときは、よく見てみましょう!
また、車の運転時に飛び出してくるので、注意しましょう。

 

北海道にゴキブリがいないって本当?

元々、北海道にはゴキブリはいませんでした。
詳しくはこちら(ウェザーニューズHPより)https://weathernews.jp/s/topics/201906/250175/

実際に話を聞いてみると、修学旅行で京都に行ったときに初めて見たという人もいました。
(本州出身の私からすれば羨ましい話です…。)

しかし、最近では本州からの荷物の中に紛れたり、青函トンネルを通って、道南方面から見られるようになりました。
また、温暖化の影響や、暖房器具の発達により暖かい環境になり越冬できるようになったことも原因の一つとなっています。

まだ、大空町で見たという話は聞きません。
「ゴキブリとおさらばしたい」という方は、是非大空町へ!

北海道の花粉症問題

ゴキブリと同じく北海道で少ないもの、それはスギ花粉です。

町内の白樺並木

北海道ではスギの分布が道南の一部に限られているため、スギ花粉症は本州程は大きな問題とはなっていません。

その代わりに、白樺の花粉症発生者が多くなっています。

白樺花粉症の罹患者は、バラ科果物(リンゴ、モモ、サクランボなど)に対し果物過敏症を併発することがあります。

参照:北海道立衛生研究所 北海道の花粉情報

白樺は日本では東海地方以北で見られるのですが、北海道では特にあちこちでみられます。
夏も涼しいと、樹皮がより白くなるといわれていて、北海道 のシラカバは特に美しいとされています。
ヨーロッパでも見られる樹木で あり、北海道のシラカバのある風景が欧州的といわれる理由のひとつとなっています。

白樺の花

花粉の飛散期間は4月中旬から6月下旬頃となり、本州のスギやヒノキ花粉より遅くなっています。
スギ・ヒノキ花粉の花粉症だった人が白樺の花粉症を発症することもあるので、北海道に移り住んでから発症してしまった場合は病院で診てもらいましょう。

<担当:岩崎>

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