実証実験イベント「大空ロマン 廃校ホテル×あそ部まな部」が開催されました!
2024年9月21日(土)、9月22日(日)に豊住交流センター(旧豊住小学校)にて、実証実験イベント「大空ロマン 廃校ホテル×あそ部まな部」が開催され、まちづくり推進室の職員が取材に行ってきました!
イベントが盛りだくさんの2日間を、前編、後編に分けてお伝えします。
まずは会場をみてみます。1階の中心には大きなテント。かっこいい!
天井からはまるい提灯が下げられていて、グランピング施設のようで、わくわくします。
2階にも別の大きなテントが張られた教室と、タープが張られた教室があり、それぞれ素敵です。
夜はまた、違う雰囲気になりそうで、非日常感が存分に味わえる空間がつくられていました。
受付に、最初のお客様が。大空高等学校の生徒のご家族が見えましたよ。
1限目 HR
地域おこし協力隊の本山さん(校長)の挨拶の後、プロジェクトオーナーの河西さんと、実証実験のプロジェクトメンバーの2人、北海道大空高等学校の阿部さんと松尾さんもそれぞれ挨拶をされました。
その後、じゃんけんをしながら名前を集めるミニゲームをしました。
運営のスタッフも数名参加して、わいわいとした雰囲気に。
自然と緊張がほぐれていきました。
2限目 防災教室
体育館に集まり、段ボールベッドを組み立てる防災教室に参加しました。
参加者一人一人が、組み立てキットを使い段ボールベッドを組み立てます。
① まず大きな段ボールの中に小さな段ボール4個を入れたものを作ります。
② ①を6つ作り、並べて、その中に段ボールを1枚乗せます。
③ ベッドの周りを仕切り用の段ボールで囲んで完成!(作業は軍手などをはめてください。)
※ベッドの中には荷物も入れることができます。
横になってみると思った以上に固くてしっかりしています。
そのまま寝るのは厳しそうですが、広くて、床よりは断然温かいです。
ベッドを囲む仕切りもあると無いとでは、安心感がかなり違います。
今日の参加者はこのベッドで休みます。
重さはなんと10キロ!だそうなので、運ぶのは大変そうです。
広い体育館があるからこそ出来るイベントで、いざという時に備える学びが出来て、とても良い体験になりました。
給食
調理班が作ってくれた、給食をいただきました。どれも、高校生が考えたメニューです。
卵サンドイッチに鳥手羽先の照り焼き、レタスの肉巻きにきゅうりの一本漬けなど。
赤、黄色、緑の色合いが見た目にも食欲をそそります!美味しくて、あっという間に完食してしまいました♪
3限目 シフォンケーキ作り
おなか一杯になったところで、次はシフォンケーキ作りです。
別会場(道の駅 メルヘンの丘めまんべつ)へ車で移動。
道の駅メルヘンカルチャーセンターのスタッフが、シフォンケーキ作りの先生です。
みんなで役割分担をしてのシフォンケーキづくり。
生地ができたら型に入れてオーブンへ!
大きなオーブンの中に、たくさんのシフォンケーキが並んでいて、見ているだけで楽しいです。
40分後、ふかふかのシフォンケーキが焼き上がり、お楽しみのおやつタイム。
皆で作った出来立てのシフォンケーキに、美味しい紅茶。リラックス出来て、とても贅沢なひと時でした。
4限目 ブッシュクラフト教室
次は『すみよしふれあい農園』へ車で移動。
『すみよしふれあい農園』は網走刑務所の囚人が切り開いた農地で、普段は一般人が入ることが出来ない土地です。
講師の先生は札幌からお越しいただいた斎藤弘樹先生(一般社団法人 水難学会)。
ロープワークやナイフワーク、シェルター作りを習います。
私も教えていただきましたが、頭の中は???がいっぱい。
高校生は「この結び方はもう出来るようになりました!」と、教わった事をすぐに出来ていたりして、「流石だな~!」と思いました。
ナイフの使い方や、芝生を傷つけない直火の方法、体を効率よく温める焚火の当たり方などを教わり、自然を満喫できた授業でした。
BBQ
お待ちかねの、BBQ。
知床牛や、ジンギスカン、魚介やいももちなど、北海道を感じられるとても豪華なラインナップ。
高校生の夢や、今感じていることを聞く事が出来て胸が熱くなりました!
なんて良い子達なんだ…。
子供も大人も、「この町が好き!」と胸を張って言えるように私も頑張りたい、と改めて感じました。
暖かい焚火の明かりに照らされて、夜が更けていきます。
寒さを感じさせないくらい、皆さんとっても楽しそうでした!
後編へつづく
プロジェクトの取り組み記録はこちら↓
https://note.com/proto_ozora/
-----最後までお読みいただきありがとうございました!