地域と一体の教育活動
子どものうちから地域にとけこみ、確かな学力や健全な心身を育む環境があります。
地域と学校教育を繋げるため「地域コーディネーター」を配置しています。カボチャやお米の植え付けから収穫までを経験する「農業活動」や地元商店街と連携した「社会科見学活動」といった、学校だけでは味わえない教育の楽しさを子どもたちに伝えています。
また、子育てを支援する講座の開催や放課後子ども教室活動プログラムの企画などを行う「社会教育コーディネーター」を配置し、地域の支援ネットワークを充実しています。
令和2年度行われた農業活動の様子↓
1人1人にあった教育支援
勉強が得意な子、苦手な子と様々な子どもがいますが、子どもたちの特性に応じた教育活動を実施するため、補助教諭や「特別支援コーディネーター」を配置し、すべての子どもに行き渡る教育をめざしています。「特別支援コーディネーター」は学校や関係機関などと連携を取りながら子どもたちの支援を行っています。
・まちんなか留学Jr.in大空町
「まちんなか留学」は“日帰りのEnglish Camp”です。たくさんの外国人ボランティアが皆さんと一緒に様々な活動をしてくれます。親子で参加して外国の料理をみんなで作ったり、ゲームやスポーツを一緒にしたり、楽しく外国の文化とふれあえる機会をつくっています。
充実した読書活動
・図書館
大空町には女満別図書館、東藻琴図書館の2つの図書館があり、読み語りなどのイベントを開催しています。また、移動図書館「メルヘン号」が巡回しており、本にふれあえる環境を整えています。大空町図書検索システムでは2つの図書館の書籍がインターネットで一括検索できます。
図書館についてはこちら
http://www.library.town.ozora.hokkaido.jp/library/opac/
・学校図書館司書
図書館に独自で配置している「図書館司書」が本の魅力を伝えています。読み聞かせなど様々な活動を通し、心豊かな子どもを育んでいます。また、学校を巡回し、子どもたちがより積極的に学校図書館を利用するように促し、子どもの読書環境を整備しています。
・ブックスタート~絵本で親子のふれあいを!~
赤ちゃんの体に母乳が必要なように、赤ちゃんのことばと心を育むためには、お父さん・お母さんの愛情を感じながら優しく語り合う時間が大切です。ブックスタートは、絵本をとおして赤ちゃんと保護者が楽しい時間を分かち合うことを応援するため、図書館職員が7・8か月検診会場で個別に絵本の楽しみ方を紹介します。
・おおぞらっ子ブックリスト
大空町の子どもたちに読んでほしい独自の図書目録として、「おおぞらっ子ブックリスト」を作成しており、乳幼児編から高校生編まで6つの段階に応じたパンフレットにまとめてあります。多くの子どもたちがより利用しやすい施設となるように工夫しています。
健やかな身体づくり
・「ふるさと給食」と食育
食に関する正しい理解と適切な判断を養うため食育の推進を図っています。
食育活動を推進するため、毎月1回「ふるさと給食の日」を設定し、大空町産のビン牛乳や肉、米、野菜等の食材を使った給食を提供するなど、食に対する関心を深めてもらえるような取り組みを進めています。「ふるさと給食」は地域の「食」の文化や美味しさを知るきっかけになっています。
恵まれた環境
・自然環境(山と湖):藻琴山登山や網走湖でのカヌーなど大空町ならではの自然環境の中での体力づくりはきれいな空気をいっぱい吸い込み、健康な体をつくります。(藻琴山山開き、小学校での登山、女満別海洋クラブ)
・ウィンタースポーツ(スキー場、スケートリンク):雪国ならではのスキー授業や、スケート授業で、大自然の中でも屋外で体力づくりをしています。
・屋外(野球場、多目的運動公園、テニスコート)
・武道場(弓道、柔道、剣道、すもう場)
・屋内(体育館、プール)
・クラブ:大空町ではバレーボール、野球、バスケットボール、バトミントン、体操、ダンス、剣道、柔道、相撲とたくさんのスポーツ少年団やサークルが活動しています。