町中でタンチョウを目撃!


北海道で見られる野生動物と言ったら、
キタキツネ・エゾシカ・エゾリス・ヒグマなどが挙げられると思うのですが…
忘れていけないのがタンチョウです。

タンチョウは日本の野鳥の中では最大級で全長は1m40cm、
翼を広げると、なんと2m40cmもあります!(◎_◎;)
頭頂部が鮮やかな赤色を帯びていることから「丹頂」と表記され、
アイヌ語では「サルルンカムイ(湿原の神)」と呼ばれるほど、美しく優雅な姿をしています。

生息地は北海道の道東が中心で、本州などではほとんど見ることができません。
タンチョウは本来渡り鳥ですが、道東に生息しているのは留鳥です。
※留鳥(りゅうちょう)…特定の土地に居ついてしまい移動をしなくなった鳥

1935年に天然記念物、1952年には特別天然記念物に指定され、
国や自治体による保護施策が講じられるようになりました。

北海道鶴居村にある「鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ」では、
タンチョウへの給餌活動のほか、生息する湿原の保全や調査などが行われています。
「鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ」について詳しくはこちら↓
http://park15.wakwak.com/~tancho/

オホーツク地域では、濤沸湖や能取湖の湖周辺など多くの場所で目撃されています。
大空町でも、町から少し離れた田畑で目撃したことがあるのですが、
先日、町中でもタンチョウの姿を見ることができました!

町中には「トマップ川」という川が流れているのですが、その川岸に2羽のタンチョウを発見✨
餌でも採っていたのですかね?

慌ててスマートフォンのカメラで撮影したので上手く撮れず、
すぐに林の方に飛んで行ってしまったので見られたのは数分ほど…(T_T)

今度はちゃんとしたカメラを持って撮影したいと思います!

また、別の日ですが、同じ場所にオジロワシがいて、一緒に写真に収めることができました(≧▽≦)
(飛んでいるので少し見えにくいですが…どこにいるか分かりますか?)

大空町では、町中でタンチョウやオジロワシなどの貴重な野鳥を見ることができます!
なので、私はよく空を眺めて観察をしています♪
皆さんも、カメラや双眼鏡を片手に訪れてみてはいかがでしょうか?

※撮影・観察をする際には周辺を確認し、迷惑にならないように注意しましょう。
野鳥撮影マナー(日本野鳥の会HPより)
https://www.wbsj.org/activity/spread-and-education/bbw/manner-picture/

【担当:岩崎】