セッションをセットアップ

10月4日、2回目のセッションを大空高生の皆さんと実施しました。この日の狙いは、大空町について好きなところや変えたいところを、思いつくままに意見を出すということ。どんな機会が潜んでいるのか、アイデアの種を見つけるのがゴールです。

セッションは大空高校と東京のR/GAを繋いでの遠隔開催となるため、まずはICTツールをセットアップしたのですが…、なんと、繋がらない・ログインできない、というトラブルが冒頭に発生。あれこれ試し、生徒の皆さんの力も借りながら環境設定が完了。無事にスタートラインに立つことができました。

PROTO OZORA 大空高校 セッション2 セットアップ

3チームにわかれ、チーム内で自己紹介を行った後、改めて今回のテーマとなる「関係人口の創出」についておさらい。観光でフラッと立ち寄る「交流人口」と、UターンやIターンなどの移住による「定住人口」の間にある、地域に縁やゆかりがあり二拠点生活を行うなどの「関係人口」の意味を再確認しました。観光スポットを新しく作って観光客を増やすのではなく、いかに大空町にしかない魅力を発信することで、継続的に訪れる人口を増やすのか、ということがポイントとなります。

PROTO OZORA 大空高校 セッション2 関係人口

自分にとって大空町ってどんな町?

そして、そうした「関係人口」を増やすアイデアを出すための準備運動として、まずは、一人ひとりが感じる大空町の好きなところ・変えたいところをフリートークで話してみました。「豚肉がおいしい!」「きつねがかわいい」「星が綺麗」といった自然にまつわるエピソードだけでなく、「いい意味で昭和」「人がやさしいので住み続けたい」というような暮らしの豊かさを感じさせるコメントも聞かれました。一方で、「カラオケに行くのに往復800円かかる」「電波を良くしたい」といった本音の要望も。正解も間違いもない、自由な発言が飛び交いました。

PROTO OZORA 大空高校 セッション2

コメントは、オンラインホワイトボードツールの「miro」の上で、付箋を貼って書き込みます。セッション終了後には、似たアイデアをグルーピングしたり、どんな切り口があるのかジャンル分けをするといったことを実施していきます。

そして、次回は、今回のセッションで出しあった意見を元に、チャンスが潜んでいる領域や、大まかな方向性について議論を深めていく予定です。

PROTO OZORA セッション2 Miroボード

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